こんにちは！ハッピー住宅の伊田です。
突然ですが、「家の絵を描いてください」と言われたらあなたはどんな家を書きますか？
私はこんなおうちを書きます！
どーん！…すみません、普通ですね。
「家」と言われて思い浮かべるのは絵本のような三角屋根が一般的ですよね。
といっても、現代の住まいの屋根の形は様々。町を歩けば色々な屋根を見ることができます。
屋根は住まいの見た目を決める大きなポイントになるので、こだわりがある方も多いのでは。
さて、この色々な屋根のかたちは見た目以外にどんな違いがあるのでしょう？
今回は雨に関わる点から屋根の違いについてお話しします。
■長い軒は外壁も守る！
軒や庇は強い日差しを遮るだけでなく、
雨が降った時には外壁に雨がかかるのを防ぐ役割を果たします。
実は雨漏りは７０％が外壁からと言われています。
外壁の汚れを防ぐ効果と共に雨漏り防止にも一役買っているのです。
近年流行りのキューブ型の家の平らな屋根は陸屋根といいます。
シンプルでかっこいいこの形は雨が流れにくいので、角度がついた屋根よりも
雨漏りのリスクが高いのです。
■メンテナンス性や好みを考えて自分にあった屋根の選択を
かたちがシンプルなのでトラブルが比較的少ないと言えますが、
軒が長い三角屋根が雨漏りが起きない！というわけではありません。
どんなものでも経年変化で劣化し、遅かれ早かれメンテナンスの必要が発生します。
外観のバランスや隣地との距離等土地の関係もありますし、
せっかく建てるのなら気に入った住まいに住みたいですよね。
手入れの頻度と自分の好みを考えてあなたに合った選択をしてくださいね。
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